大阪はフリーランスにとっての穴場エリア

フリーランスは全国どこでも働けるイメージがありますが、実際はフリーランスの約60%が東京近辺で活動しており、大阪で活動しているフリーランスは15%ほどです。そのため、フリーランス文化が浸透しておらず、東京に比べて大阪はフリーランスに厳しい地域と言えます。東京に次ぐ大都会である大阪が、なぜここまでフリーランスの波に乗り遅れているのでしょうか。理由は、関西地方には古くから続く老舗の中小企業が多いことが挙げられます。昔ながらの手法や雇用形態を守っているため、フリーランスに対応できていない会社が少なくありません。大阪は都会ですが、東京のように新しい文化が次々と産まれる場所ではないのです。

しかし、大阪を拠点にするフリーランスにとって、これはチャンスと言えます。フリーランス文化が未発達であるがゆえ、フリーランスの人材は少ないです。その一方でフリーランスの需要は高まっており、フリーランス1人に対する案件数は右肩上がりと予想できます。東京は案件も多いですがライバルも多く、生半可な能力では埋もれてしまうでしょう。大阪なら、駆け出しのフリーランスでも十分に戦っていけます。また、フリーランスで働くにはエージェントの活用が欠かせませんが、大阪で活動する際は大阪エリアに詳しいエージェントを選ぶようにしましょう。大阪エリアの単価相場や需要などを良く知り、適切な案件を紹介できるエージェントとつながれば、不利な地域でも安定して収入を得ることができます。